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□ 1960年代に中国から日本に入った品種。日本の銀秋錦とほぼ同じ形態と言って良いが、体形はガトウコウに近く細く長い。また、肉瘤も控え目である。葛飾区の水元公園にある江戸前金魚展示場で見ることが可能。
□ 稀に流通しますが殆んど市場に出回ることがありません。ホシザキグリーン財団発行の「金魚・銀魚・鉄魚」いう書籍を持っているのですが、タイトルの割には記述も少なく情報が掴めない品種です。体色についてはイロイロ言われますが、青文魚と同じと言ってよいと思います。(青文魚ですら個体差が激しいので)
4枚目の個体は白銀魚(パイイエンユウイ)と中国で呼ばれているタイプ。青文魚で言うところの白鳳(パイフォン)です。はたして、これを金魚を知らない人にどう説明したら良いのだろうか?
(*~ё~)ノ 「金魚の一種に銀魚っていうのがいるんだけど、その中にプラチナっていうのが存在して・・・、そうそう、銀魚は金魚ね」
現在、中国では殆んど生産されておらず、日本で系統を維持していく必要がありそうです。そういう意味でもガトウコウと似た境遇にあると言えます。画像はなすかさん提供のもので、2011年の静岡の品評会に出展されていた個体。
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