彩錦

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彩錦

 ミューズ作出の際に交配に使った東錦の浅葱色が抜けた固体も多く出現しました。それらを分離固定したのが彩錦と言われております。美しく綾なすその色どりから作出当初は綾錦と呼んでいましたが、埼玉県の「彩のくに」にちなんで彩錦に変更されました。

  品種お披露目の順でいくと、「ミューズ」 → 「彩錦」 → 「イエローグリーン」 → 「翠錦」 といった具合だと思います。登場した当初は川原ブームの真っ只中で品薄状態が続き、レア度も高かったのですが、その後は川原金魚の中でも一番安定して供給があった品種です。上見の個体は金魚日本一大会の出品魚、観賞魚フェアではおなじみですが、日本一大会で目にする機会は少ない品種です。3枚目の個体は2013の観賞魚フェア出展魚なのですが、紅葉っぽくて一般的な彩錦とはちょっと趣が違う感じ。魅力的だね♪登場当初は桜タイプのミューズと言うイメージでしたが、ミューズの桜、及び、キャリコタイプと言う定義でよさそうです。

□ 金魚サーチ