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□ 珍珠鱗(パールスケール)の中には昔から短尾・短胴の個体が出現していたが、それらを選別固定したことによりピンポンパールと言う品種が生まれました。2000年代に入って人気が高まり、一般愛好家に広まりましたが、1980年代後半には既にピンポンパールの名で流通していたようです。何処から見ても丸く見える個体が理想とされますが、そのような個体は転覆しやすいという難しさがあります。
□ 上見の画像は全て「なんこうさん」がブリードされた個体です。以前はパールスケールとピンポンパールが区別されておりましたが、国内ではピンポンパールの人気が圧倒的に強かったせいかパールスケールを見る機会は殆んどなくなってしまいました。大人用ソフトボールくらいの大きさのピンポンもショップでたまにみかけます。普通に60センチ水槽で飼育していればテニスボールくらいの大きさで止まると思いますが、転覆防止の為、冬場はヒーターを使うことをお薦めします。シルク(全透明鱗性)のピンポンはミルキーピンポンという愛称で呼ばれ、このタイプが好きな愛好家も多いようです。カラーピンポンという合成着色されたピンポンパールもおりますが、最近ではあまりみかけなくなりました。
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