|
□ 先に完成した「ミューズ」の中には、浅葱色が残った個体も多く出現しました。それらは「イエローグリーン」という品種名(愛称)で呼ばれていたのですが、川原氏は更に、より黄色が強いミューズと浅葱色が強く残ったミューズを交配し、「緑色」の金魚に近づけようと考えます。川原氏の緑色の金魚の最終章の金魚が翠錦になります。
□ 「すいきん?、それとも、みどりにしき?」 書籍によって違うのですが、僕はすいきんと読む派です。おそらく、そっちの方が多いと思います。川原金魚の中でもオーロラと同じくらい好きな品種です。結果的に、どれだけ緑色になったかは分かりませんが、いわゆる、「絣タイプの金魚」を品種とした初の快挙と言えます。(正確には墨が多く入るタイプも存在するので「絣」ではないかもしれませんが)
天青と言う東錦の絣タイプの金魚も近い時期に大和郡山から世に出ました。川原金魚はオークションで画像だけ拝見したことがあったのですが、やはり、実物は違います。断然、実物のが良い。また、「川原金魚らしい」独特の雰囲気みたいのがあります。川原金魚、また、川原仙人のファンは今でも多く、ハヤトの知る限り、直接お会いした方の殆んどが川原仙人のファンになってます。一度は行ってみたい養魚場の一つです。
|
|
|