鉄尾長

鉄尾長
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鉄尾長

 キャリコタイプ(モザイク透明鱗)の金魚同士の掛け合わせから生れる普通鱗性の金魚の総称。キャリコ琉金、朱文金、東錦、江戸錦などから出現し、色合いは成魚になっても鉄色(フナ色)を残す。更に老齢化すると、蜜柑色に褪色する個体も多い。

 書籍によっては、鉄色琉金のみ「鉄尾長」と呼ぶとされるものもあります。上の画像の個体は選別に同行した際に貰いました。その時、気付いたのですが、同腹でもこの鉄色タイプだけ他の個体と比べて大きかったです。やはり、野生に近い分だけ丈夫なのかもしれません。
  また、東錦などは黒色になるものが多く、黒東やブラックドラゴンなどと呼ばれ、新たな価値を見出しました。
 また、中国ではこの色合いを「緑」と表現します。下の画像の家で生まれた鉄色のパールも小さいうちは緑色でした。

□ 金魚サーチ