オーロラ

オーロラ
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オーロラ、川原金魚

 「江戸地金×朱文金」で出現した個体郡の中から四尾で尾長の特徴が出たものを選別固定した品種。この品種で川原やどる氏は新品種作出デビューを果たしました。最初に付いた品種名は平成1号だったのですが、この金魚を見た女性の「オーロラみたい♪」の一言でオーロラに変更されたと言われています。

 2000年代前半の川原金魚ブームの頃はミューズと同じく品薄で価格が高騰した時期が続きました。面白いことに弥富でミューズがさほど評価されなかったのに対し、オーロラは弥富の生産者の方々からも認められていたのです。

「こういうタイプの金魚は見たことがない」

画像の個体はアクアロードの桜東さんの持ち魚です。浅葱色も強く、長尾の特徴もハッキリでたオーロラの理想像と言えるでしょう。「オーロラみたい」と言う形容が似合います。現在でも流通量は少なく入手困難な品種の部類に入りますが、川原金魚は丈夫な個体が多いので、初心者の方にもオススメです。

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